東京六大学野球 5月4日 東大０―１４早大
東大野球部が今日も負けた！
70連敗と71連敗して記録を更新した時に
かなり話題になったけど、
実はその後も連敗をしていて、
今日である意味貫禄のある72連敗。
本日は打線は0点、守備も13四死球と
どちらも力不足が露呈してしまった。
『東大って野球の弱い学校だろ？』
この言葉はこち亀の両津の発言。
確かかなり昔の発言だけど、
やっぱり昔から弱かったんだね……
東大は1987年秋から1990年秋までに７０連敗という記録を達成してしまっている。
まさか先輩たちの70連敗という不名誉な記録を、
後輩たちが達成してしまうとはね(´・ω・｀)
一度ならまだしも二度も70連敗をしてしまっていたら、
「野球の弱い大学」というイメージがついても仕方ないだろう。
東大野球部は六大学野球のワースト記録を独占していることでも有名だが、
なんでこんなに弱いんだろう？？
東大野球部は六大学野球の中で唯一の国立大学で、
他のチーム（早稲田、慶応、立教、明治、法政）は私立だ。
他の大学は甲子園出場者が多くいるが、
東大は当然試験を経て入部するので、
上手い選手がいない。
東大野球部自体は日本の野球史を語る上で重要な位置にあるほど古くから存在するが、
優勝経験もなく、特にメジャーな選手もいない。
ということで弱くて当たり前！！
でもこの状況に待ったをかけるために、
2013年に元巨人のエースだった桑田真澄を特別コーチとして呼んで
チームの立て直しを測った。
桑田は「最高の頭脳を持つ選手達に“考える野球”が出来ない訳がない」と言ったそうだが、
実力やそれまでの環境があってこそだし、そんなにすぐに強くなるわけがない。
頭を使ったプレーなんて野球の実力があってこそ活かされるものだ。
事実、白星がない。
では、最後の勝利の味はいつだったのだろうか。
東大が最後の白星を挙げたのは2010年秋の早大１回戦。
この時の早大のピッチャーは甲子園で一気に有名になった
斎藤佑樹投手だ。
（そういえば彼も最近は全く活躍してないな……）
それを最後に負けを積み重ねまくり、
積もり積もって72連敗まで到達してしまった。
俺は応援をしている
ここまで批判的なことばかり書いているが、
俺は東大野球部を廃部にしろとか、
六大学野球から離脱するべきだとか、
そんなバカな事は考えていない。
選手もやっぱりやるせない気持ちだろう、
監督もどうしたらいいんだろうと考えてしまうだろう。
でも東大野球部は弱くないはず。
確かに選手たちは野球界では無名選手が集まっているが
（出身高校も進学校ばかりだし）、
選手たちの体格はやはり高校生とは違う。
ぜひとも頑張って欲しい。
確かに不名誉な記録を更新してしまい、
モチベーションが上がらないかもしれないけど、
まずは勝って連敗を止めてほしい。
そのためにもまずは先制点を取り、
試合を有利に進めて、
盗塁は難しいかもしれないけどバントを使っていくとか、
なんとかして泥臭くてもいいから、
一勝を取ってほしい。
あの斎藤佑樹からも勝利したのだから。
この記事へのコメントはありません。