苦労の末に採用されていざ出社!!そしたら「想像してたのと全然違った」「完全にブラックじゃねーか!!」って事は転職活動ではよくある話。職歴が汚れるのも嫌だし、何か得られるものもあるだろうし、せっかく頑張って転職活動したんだから、こんな会社だけど頑張ろう……なんて思うのはもったいないぜ!!実は、少し考えればこの先の将来を棒に振らずに済むんだよ(*゚∀゚)
まあ、タイトル落ちだけど、今回はそのやり方を解説しよう!!
メリット
試用期間内に辞めれば職歴が汚れない、このやり方のメリットを説明しよう。
1.履歴書の職歴にならない
2.働いてすぐなので簡単に辞められる
3.転職活動をすぐに再開できる
ちょっと補足
1.これが最大のメリット。面接での大敵「なんですぐに辞めたの?」という質問が来なくなる。この人は長続きしないと思われる心配がなくなるのだ。これは非常に大きい。俺はこれに苦しめられたからね(笑)ただ、別の質問として「転職活動が長いけど、何やっていたの?」って攻撃もあるけどね。でもそれはそれで「納得できない会社は辞退しているので長引いてしまっています」と返しておけばいい。事実そのとおりだしね。
そしてタイミングにもよるが、失業保険ももらい続ける事も可能だ。失業保険については後で少し触れようと思うが、詳しくは自身で調べてほしい。
2.長く続けて働いていると、どうしても本人しかわからない仕事があるため、引き継ぎ期間が出てくる。これは進捗具合によっては退職が長引いてしまう事もある。これが非常にやる気を削ぐ。こっちはすぐに辞めたいのにね。辞めたいから辞めるのだから、その期間というのは結構苦痛で、やる気も出ない。しかし、入社直後なら翌日には辞められる。
3.これは本人によるが、通常長く働いた後だと休養期間が欲しく、少しのんびりする期間があると思う。でも、すぐに辞めるのであれば、逆にそれらがないので、スムースに転職活動を再開できる。しかも転職サイトなどを退会していなければ、面倒な登録事項もそのままでいい。
遅くても入社後1ヶ月以内にはずっと働くかどうかの判断をしよう
実はこの方法は「保険や年金の手続きをする前に辞める」というものなのだ。実は保険や年金の記録から職歴偽造などは足が付く。つまり年金などに加入しなければ大丈夫なのだ。で、多くの企業では試用期間があるが、だいたいその期間は保険などに入らないケースが多い。つまりこの間は職歴にならないということだ。
それに入社後1ヶ月もすれば、おおよそその会社がやっている仕事内容や人間関係、業務の実態もわかってくるものだろう。どうせ後腐れないのだから、1ヶ月で辞めてしまってもなんら問題もない。もちろん「この会社が好きだ!」と思えるのであれば、続けるべきだ。
俺も入社後1ヶ月で辞めた
実は、俺はこの事を知っていたから、試用期間1ヶ月で退職したことがある。多少の不安は当然あったものの、最初はやはりがんばろうと思って入社をした。ただ、働いてみるとサービス内容が実は詐欺まがいというか、ほとんどお客様の売上に貢献できない、あまり意味のないサービスを提供していたし、働いている同僚もガキ臭いヘラヘラした奴ばかりだった。しかも入社してすぐにサービス残業で帰りが遅く、仕事内容も全体的な流れなどを教えてくれず、ただずっとテレアポをする毎日だった。これじゃバイトと一緒じゃんと思っていた。いわゆるブラック企業だ。
入社後1ヶ月がもうすぐ経つというころ、そろそろ保険の手続きをすることを知った。今がチャンスだ、俺はそう思った。たぶん何も知らない人ならそのままブラック企業で働いてしまっていただろう。俺は辞める事にした。一応よく考えてから上司に伝えると、退職日は二日後になった。ブラック企業だし、入社してすぐだし、こんな物だ。
ブラック企業で働いた事がなくても、色んな所でブラック企業で働く悲惨さを見聞きする事が多いから、知っているだろう。そこで働くということは、本当に心身をダメにする。どんなに辛くても納得できる理由や楽しさ、ブレない目標があれば別だが、普通はお勧めしない。だって何処の馬の骨ともわからない赤の他人の元で理不尽に働かされるんだぞ?時間の無駄だし、社会に貢献していないことへの心の負担は意外と大きい。俺も「社会貢献なんてキレイ事だ」と思っていた時期があったけど、やっぱり誰かの役に立つことって意外と大事だよ。
だからこそ、ブラック企業に入社してしまった!と感じたらできるだけ早く辞めた方がいい。大丈夫だよ、まだまだ人生はやり直せる。お金を稼ぐ事はブラック企業で心身を痛みつけることだけじゃないんだ。自分の人生なんだし、もっと自由に生きていいんだ。またリセットして楽しい人生を歩もう!
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※ブラック企業の実態を知るお勧めの本
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