30歳4社目の転職活動ブログ

内定辞退は心配しなくて大丈夫

転職活動は一度に多数の会社に応募をする。
そのために同時期に内定を数社から頂いてしまったというケースは意外とある。
他にも内定をもらったもののなんだか行きたくない、
後から悪いうわさを聴いてしまいそこで働きたくない、
そんな理由から辞退したい。
そういう人は多いだろう。

転職活動は基本的には前向きに進んで行くものだが、
今回は内定辞退という、
唯一後ろ向きな事象の対処の仕方を
俺の具体例を交えて書いていこう。

内定をもらったが辞退をすることにした

頑張って内定をもらった、
もしくはブラックから内定をもらった。
おそらく転職活動中に一番嬉しいのは、
内定だろう。
内定をもらった瞬間は誰でもうれしいと思う。
俺もそうだった。
でも、ここからよく考えよう。
「本当にこの会社でいいのか」と。

おそらく応募から面接までは、
結構突っ走っている事が多いと思う。
内定が出てから初めて冷静になる人も多いと思う。
もう一度だけ吟味してほしい。
ここで長く働いていけるのか、
自分が望む人生プランを実現できるのか、
本当にやりたい事なのか、
また辞めたいと思わないか、
あるいは複数内定をもらっていた場合は、
必ず断らないといけない、
など色々と考えなければならないことはあると思う。

他の人の意見も聴いた、
さらにたくさんの事を考えて、
内定辞退を決めた。

辞退する時の注意点

そしたら、相手の事を考えてできるだけ早く、
内定辞退の連絡をしよう。

採用活動にかぎらず、
昨今のビジネスはスピードが命だ。
どんどん進んでいく。
それを一からやり直すのは、
事業スピードを遅らせるだけでなく、
モチベーションにも関わる。

採用活動では、
もう一度採用者を出さなければならない。
わかってると思うが、
採用までにはおおよそ三週間程度はかかる。
つまりその分色々な事が遅れるわけだ。
これは企業にとって大きなマイナスポイントだ。

早く辞退を伝える事は礼儀でありビジネスマナーだ。

また、辞退の連絡をする時は、
当たり前だが誠実に話をしよう。
自分が採用担当者だったら、と考える事が大切。

辞退の連絡をメールしたい気持ちはもの凄く理解出来る。
メールで連絡を推奨するような記事も見かける。
でも、やはり「誠実に」、「早く」という観点から、
俺は電話で直接伝える事が大切だと思う。
メールで伝えられても相手も困るだろう。
その時に時間帯に注意をしよう。

8:00～9:00→朝一番に電話はよほど至急のことでない限り歓迎されない。
12:00～13:00→一般的には昼休み。休憩時間の邪魔をしないように。
17：30～18:00→業務終了直前は残業させてしまう可能性もある。
定時以外→朝一番同様によほど至急の楊枝でない限り歓迎されない。

電話をかけるとき、当たり前だが、
雑音のない静かな環境で電話をしよう。
この辺りはビジネスマナーだ。

ただ、エージェント経由で応募し内定をもらった場合は、
必ずエージェントに辞退の連絡をしよう。
直接企業に連絡をするのはタブーだ。
エージェントからしつこい引き止めにあうケースもあるらしい。
でも心配しなくて大丈夫。
「自分で応募した企業から内定をもらった」で通用する。
それでもしつこい場合は電話を切れ（笑）

実際に電話をかける

さて、実際に電話をする前に簡単に話す内容を考えておこう。
必ず聞かれるのは辞退の理由だ。
これは絶対に用意しておく必要がある。
現実的な辞退の理由としては、
・やっていく自信がない
・他の企業から内定をもらって他に決めた
ほぼこの二択だと思う。
よく「正直に答えよう」とする記事があるが、
バカ正直に「自信がないので辞退したい」と答えると、
引き止められる可能性もある。
そうすると面倒だ。

また、「家族の体調が良くないので実家に戻って介護します」などのウソは良くない。
急に悪くなったのか、それでも生活のために働かないといけないんじゃないの、
そもそもあんた実家だろうが、など責められる可能性もある。
ここは「他社から内定を頂き、検討の結果他社で働く事にしました」と言おう。
これが一番無難。
実際には内定が無くてもこれで通る。
どんな業界で会社名などを聞かれるかもしれないが、
そこは「申し訳ありませんがお答えできません」でなんとかなる。

物凄く不安だと思うが、
だいたいは一分以内に終わるから、
安心して電話しよう。

稀に「会社に来て説明しろ」と言われるケースもあるらしいけど、
そんな義務はない。
行かなくて大丈夫、安心してね。

内定を辞退した俺のケース

俺も辞退をした。
理由は「不信感があったから」だ。
実は最近面接を受けた企業で、
面接のその場で採用された企業がある。

その面接では
「なんで採用されないんだと思う？」
と言った質問が終始展開された。
俺はここもダメかと思っていたが、
「じゃ、一緒にやろうか」と予想外の反応だった。
確かに嬉しいは嬉しかった。
その場でOKをした。
ただやはりそんな面接だったから、
なんとなく不信感があり、
入社日の昼に内定を辞退した。
※入社日は夜から働く予定だったが、
　その前に手続をする予定だった。

電話の流れはこうだ。
俺「先日内定をいただいた○○（自分の名前）と申します。
　　○○（採用担当者）様はいらっしゃいますでしょうか。」
変わってもらう。
俺「（再度同じように名乗ってから）大変申し訳ありませんが辞退させていただきたいと思い、
　　お電話致しました。」
採「今日ですよね、入社日」
俺「大変申し訳ありません」
採「他社に決まったんですか」
俺「はい、申し訳ありません」
採「わかりました。それではそちらで頑張ってくださいね」
俺「ありがとうございます。」
電話終了。
この間、だいたい一分。
こんなもんです。

よく電話のあと手紙を送るようにと書かれた記事もあるが、
俺は送らない。
なぜならこの電話できちんと伝わっているし、
テンションの下がる内定辞退をまた後日手紙でされてもテンションが下がるだろう。
企業としてもさっさと先に進みたいはずだ。
送らない誠意もあると思う。

それと俺はどうしても電話をかける気になれなくて、
コンビニでウイスキーを買って呑んでからかけた。
少しでもテンションを上げないと無理と思ったから。
まあ、結果的に何事も無く終わったわけだが、
この方法はやめたほうがいい。
代償が大きすぎる。

午前中から酒を呑んだから、
酔って午後がつらすぎるｗ
少し気持ち悪いし、
車も当然乗れないし、
自転車も乗れない。
酒を呑んで電話するのは辞めたほうがいいよｗ

都市伝説は気にしなくていい

よく新卒向けの都市伝説で、
内定辞退のために出向いたらコーヒーをかけられた、とか
殴られたとか、罵詈雑言を浴びせられた、とか聞くことがある。
でもそんなのは冷静になって考えればあり得ない。

現代は口コミの世界だ。
実際にそんな事をしたら、
瞬く間に悪評が広がってしまい、
採用に支障をきたすだけでなく、
営業自体にも大きな影響が出てしまう。

少し前にセガで「パソナルーム」という左遷先が表沙汰になって、
業績を大きく圧迫したという事があったが、
社内ならある程度は抑えられるだろう。
でもまだ社外の人間に対して酷い事をすれば、
口コミサイトやTwitterなどに投稿され、
すぐに拡散してしまうから、
企業としても変な事はできない。

冷静になってね。

辞退のまとめ
・辞退の連絡は電話
・できるだけ早く電話すること
・できるだけ誠実に
・電話する前に酒は飲むべからず
・エージェント経由で応募の場合はエージェントに連絡
・都市伝説は気にするな

相手の事を考えて、
誠実に！！

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